
語彙が少ないと仕事の能率もわるい?
-DESIGN IT! w/LOVE
あ る企業で聞いた話ですが、工場で働いている人たちの仕事の能率があまりに悪いので、試しに国語のテストをしたら、びっくりするくらい語彙が少なく、成績が よくなかったそうです。たしかに「うぜーな。うぜーよ。メシいこうぜ。マジっすか?」くらいの言葉で済んでしまう世界がある。(中略)それはマズいと思っ て、その企業は国語教育を始めたんだそうです。そDESIGN IT! w/LOVEにエントリされている「創造的な仕事」に求められる7つの作法。れで、彼らが国語が少し面白いと思い始めたあたりから、俄然仕事の効率がよく なった。
原研哉/阿部雅世『なぜデザインなのか。』
言葉を扱えることと「わかる」ということはある程度、リンクしている はずです。ある事象を自分の言葉の文脈で筋が通るように配置できると「わかった」になります。だとすれば、語彙の多さや国語的な編集能力の度合いは「わか る」ということに関係してきます。そして「わかる」ことが多いほうが少ないよりは仕事の効率もよいでしょう。
こ のエントリにおけるこの内容は、ウェブデザインの世界だけでなく全ての仕事の世界に当てはまる。例えば自分のいる流通とウェブの世界は、リンクしているよ うで時代背景が全く違うので、語彙自体が全く違ったりする。その為、同じ単語や言い回しで話をしていたりしても、実はお互いに理解ができていないことも多 い。
流通の世界は既に古い業界なのでいろいろな単語が明確に定義化されていることに加えてそれが共有されているのだが、ウェブの世界は新 しくさらに圧倒的に変化が速い世界なので言葉が流動的かつ象徴的に使われることも多く、またどうしても横文字やカタカナが多いので本来の意味の統一感がな い場合も散見される。
この問題を乗り越える為には、単純にコミュニケーションを取る範囲の人達が、こうした単語の持つ意味の共有をするために勉強をする必要があるし、共有する為にわかりやすく正しい意味を伝えるための文章構成力が必要になる。
自分はこうした説明をする能力がまだまだ低い為に、仕事の効率に支障をきたすことがある。それを相手の勉強不足にしたりするのではなく、こうした語彙をきちんと別の言葉で伝える方法や、またきちんと自分が語彙を理解をする努力を続けていかないといけないな。

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